新宿駅東口を出てしばらく歩くと見えてきたのが「オカダヤ」。
服飾や手芸をする人なら一度は耳にしたことがある、東京では有名なお店だそうです。
近くには服飾の専門学校もあり、道を歩いている人のファッションもどこかオシャレに感じられました。

お店に入るとまず、その広さに驚きました。
フロアごとに分かれた商品棚には、布地からボタン、ファスナーに至るまで、ありとあらゆる手芸用品が揃っています。
私の目当てはカバン作りに使える素材と道具。
とりあえず一通り見て回ることにしました。
布地のコーナーには、キャンバス地やデニム、合皮といったカバン向けの素材がずらり。
色や模様も種類が多く、見ているだけで夢が膨らみます。
厚手のキャンバス生地を手に取ってみると、「これで丈夫なトートバッグが作れそうだな」と想像が膨らみました。
その隣にはカバン用の金具やファスナーが並んでいます。
ベルトを調整するバックルや、ポケット用のマグネットボタンなど、使い方がすぐには分からないアイテムもたくさん。
でも「こういうのを使いこなせたら、オリジナル感が出せるんだろうな」と思いました。
初心者の私には未知の道具もたくさんありました。
裁縫用の小さなハンマーや、革に穴を開けるための専用の工具など、名前すら知らないアイテムが並んでいました。
「これは何に使うんだろう」と思いながら店員さんに聞く勇気はまだ出ませんでしたが、見ているだけで十分楽しかったです。
今回は下見だけと決めていたので何も購入せずに帰りました。
けれど、このお店には私のカバン作りに必要なものが全部揃っていると確信しました。
次回は、実際にどのようなカバンを作りたいのか、そのイメージを具体化するための準備についてお話ししたいと思います。