当社はもともと畳店として創業しました。
現在も畳工事を続けており、個人の住宅だけでなく市営住宅の空き家工事も多く手掛けています。
市営住宅の工事では、複数の部屋をまとめて施工することがあり、一度に扱う畳の枚数が非常に多くなることも。
そんな時に活躍するのが、畳専用の台車です。

通常の台車と異なり、畳専用の台車は大きな畳を安全かつ効率よく運ぶために設計されています。
側面にストッパーが付いており、畳が倒れにくい構造になっているため、安定感が抜群です。
一度に複数枚の畳を積むことができ、狭い通路やエレベーターのある建物でもスムーズに移動できます。
市営住宅の空き家工事では、入居前に部屋全体をリフレッシュするため、畳の交換や補修が必要になることが多いです。
畳替えでは、古い畳を取り外して新しいものに交換する作業が主ですが、施工の際には大量の畳を運搬する必要があります。
そのため、専用の台車を使うことで作業時間を短縮し、工事全体の効率を上げることができます。
また、畳の素材やデザインも年々多様化しています。
市営住宅でも、スタンダードなイ草の畳だけでなく、耐久性に優れた和紙畳や、カラーバリエーションのあるものを導入するケースが増えています。
これにより、見た目だけでなく機能性も向上し、入居者の快適な生活をサポートできます。
畳専用台車は、こうした大規模な工事を支える重要な道具です。
特に市営住宅のように一度に多くの部屋を手掛ける場合、作業の効率化と安全性向上に大きく貢献しています。
これからも、当社の伝統である畳工事を大切にしながら、より良い住環境を提供していきたいと思います。