築数十年の家でリフォーム工事 シロアリ被害と防蟻工事

築数十年が経過した家のリフォーム工事で、壁をめくったところシロアリ被害が見つかりました。
元々、シロアリ工事を予定していたのですが、想像以上に被害が進行しており、補修が必要な状態でした。
シロアリの被害は目に見えない部分で進むため、リフォームのタイミングで気付くケースも多いです。

今回の工事では、専門の防蟻職人が薬剤散布を行いました。
使用した薬剤は最新のものを採用しており、人体には無害な成分を使用しています。
こういった薬剤は建材に深く浸透し、シロアリを寄せ付けない効果を発揮します。
また、防蟻工事では家全体の点検も行い、床下や基礎部分の状態を細かく確認しました。

シロアリ被害を放置してしまうと、建物の耐久性が著しく低下します。
特に木造住宅では、被害が進むと柱や土台部分がもろくなり、家全体の安全性が損なわれてしまいます。
定期的な点検や早めの対策が、家を長持ちさせるためには欠かせません。

防蟻工事では、薬剤を散布するだけでなく、湿気の多い環境を改善することも重要です。
床下の換気を良くするために調湿材を設置したり、通気口を増設したりと、被害を根本的に防ぐ工夫も行います。

今回のケースでは、被害部分をしっかり補修し、防蟻処理を終えたことで、家全体が安全な状態になりました。
リフォームを通じて、住まいをより快適で安心できる空間にするお手伝いができたと思います。

シロアリは早期発見が何より大切です。
築年数が経過している家では、リフォーム時に一緒に防蟻工事を検討されることをおすすめします。

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