リフォーム工事中に意外と大事なのが電気周りの調整です。
コンセントの増設や移動はもちろん、テレビアンテナの差し込み位置を変更することもよくあります。
これらの作業は見た目がシンプルでも、実はしっかりと動作確認をしないと後々困ることもあるんですよね。
コンセントの確認は、電気屋さんが持っているテスターで簡単にできます。
テスターを差し込むだけで、電気が流れているかどうかが一目瞭然。
専門の工具が揃っているプロならではの安心感があります。
一方で、テレビアンテナの移動となると少し勝手が違います。
電気屋さんの手にかかれば配線作業はあっという間ですが、電波がきちんと受信できるかどうかの確認は別問題です。
一番確実なのは、実際にテレビをつないで映りを確認すること。
地デジ、BS、CS、さらにはケーブルテレビなど、ご家庭によって視聴環境が異なるため、事前に何を確認するべきか話しておくのがポイントです。
テレビをつないでみて、しっかり映れば問題なし。
配線が正しくつながっていても、電波が弱い場合はブースターが必要になることもあるので、電気屋さんに相談しておくと安心です。ちなみにこのテレビは電気屋さんが持ってきてくれました。
リフォームの際、見た目や使い勝手ばかりに気を取られがちですが、こういった細かい部分の確認を忘れずに。
特にテレビやコンセントは生活に直結する部分なので、完成後に「あれ、動かない?」となることがないようしっかり確認しておきましょう。